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2022年4月21日木曜日

Tickerシンボル:JNJ(Johnson & Johnson)のバフェット分析

§ご挨拶

みなさん、こんにちは!aoponです。 

私は株式投資をしています。投資信託による投資もしていますが、株式を直接買う投資もしています。株式を直接買う投資を行う時に株式の分析に使っている考え方があります。

それは、『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』という本に書かれている分析手法です。

その分析手法にのっとって、本日はJNJ(Johnson & Johnson)を分析してみます。


Q1 その企業は消費者独占力をもっているか

バンドエイドやリステリンは消費者独占力があるように見える。


Q2 その企業の事業内容を理解しているか

リステリンは使っていて非常に良いので、なくなることは考えにくい。

バンドエイドなどはほかの企業のものでもいいかもしれないとも思う。

Q3 その企業の製品・サービスは20年後も陳腐化していないか

リステリンは20年後にも陳腐化していないと思う。


Q4 その企業はコングロマリットか

はい。

Q5 その企業の1株当たり利益(EPS)は安定成長しているか

徐々に増加しているが、時々急に下がることがある。

Q6 その企業は安定的に高い株主資本利益率(ROE)をあげているか

平均ROEは21.65%である。まあまあ高いと言える。

Q7 その企業は強固な財務基盤を有しているか

負債純利益倍率は5.2倍である。

Q8 その企業は自社株買戻しに積極的か

自社株買いを行っている。

Q9 その企業の製品・サービス価格の上昇はインフレ率を上回っているか

インフレ率程度と思われる。

Q10 その企業の株価は、相場全体の下落や景気後退、一時的な経営問題などのために下落しているか

株価は上昇している。

Q11 株式の易利回りと利益の予想成長率を計算し、国債利回りと比較せよ

今季利益に基づく易利回りは4.43%。
予想EPS成長率は8.00%。
米10年債の利回りは2.402%。


Q12 株式を疑似債権と考え、期待収益率を計算せよ

計算結果は以下のようになる。
平均ROE21.65%
平均配当性向57%
株主資本の予想成長率9.39%
直近のBPS27.69
10年後の予想BPS74.32
10年後の予想EPS16.09
平均PER20.61
現在の株価176.47
10年後の予想株価331.54
今後10年間の期待収益率6.51%

よって、期待収益率は6.51%である。


Q13 過去のEPS成長率をもとに計算する手法で、期待収益率を計算せよ

計算結果は以下のようになる。
直近のEPS7.81
10年前のEPS3.62
EPSの平均成長率8.00%
10年後の予想EPS18.21
平均PER20.61
現在の株価176.47
10年後の予想株価375.17
今後10年間の期待収益率7.83%

よって、期待収益率は7.83%となる。

※Q12、Q13の計算では平均値をとる時に外れ値は除いて計算している。

§判断

期待収益率は市場平均程度の約6%です。しかし、JNJは50年以上の連続増配企業なので、市場平均の株価の成長率+増配配当が得られると考えると、保有を続けるのはありだと思われます。
私の判断は「キープ」です。


以上、参考になれば幸いです。



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