§ご挨拶
みなさん、こんにちは!aoponです。
今日は、なぜ長期、分散、積立投資が投資をする上で勧められているのかということについて書いて行こうと思います。
§長期、分散、積立が勧められているのはなぜか?
投資をする上で、長期、分散、積立が勧められるのはなぜかというと、それがリスクを減らし、着実なリターンを得られる可能性が高い投資だからです。
どういう事か一つずつ解説します。
・長期投資について
まず、1つ目の長期投資がなぜいいのかと言いますと、株式は短期投資ではだいたいマイナス30%からプラス50%ほどのリターンの振れ幅があるのですが、これを20年近くの長期投資にするとだいたい年率でプラスの6%から17%に収まる(マイナスにはならない)という経験則があります。
また、株式市場は200年以上の超長期で見た場合、60万倍になっているという研究結果(『株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす』)もあります。このトレンドが簡単には崩れないだろうという予測も長期投資が推奨される理由です。
株は長期でやれば勝てるということです。しかし、これは個別株には当てはまりません。
また、短期投資ではなく長期投資を勧められる理由としては、短期投資はマイナスサムゲームであるのに対して、長期投資はプラスサムゲームになりうるということもあります。
つまり、短期投資は市場参加者のお金の奪い合いであり手数料や税金を考えると全体でお金が減っていくのに対して、長期投資は経済全体の成長や個別企業の成長の恩恵を受けられ全体でお金が増えていくという違いがあります。
・分散投資について
株は長期でやれば勝てるということが分かったところで、ではどの会社の株を買えばいいのかという話になります。
しかし、個別企業で長期的に株価がどうなるのかを予測するのは、個々の会社固有の出来事が絡んでくるので難しいのです。
なので、分散投資が推奨されます。分散投資においては、個々の企業の株を選んで買うのではなく、市場全体に広く分散させて個々の企業の株式を資産の数%ずつ買います。
これを簡単に可能にするのがインデックス投資です。
インデックス投資の指数は個々の企業の株が全体の数%ずつになるように作られています。この指数に連動する商品を買えば、広く分散投資ができるということです。
こうすることにより、個々の企業に投資した場合の株式の暴落(ほとんど紙くずになることもある)を回避することができます。もちろん、分散しているので、個々の企業がストップ高になるような暴騰の影響も小さくなります。
分散しているので、株価の変動が小さくなるということです。
もちろん資金が大量にあれば、インデックス投資をせずに、個々の企業の株を少しずつ買って、インデックス投資と同じことをすることもできます。しかし、資金が莫大に必要ですし、手間もかかるのでインデックスに投資した方が良いと思います。
こうすることで、株価の長期的な上昇の恩恵をしっかりと受けることができるようになります。
・積立投資について
株式市場に長期に分散して投資してそれで必ず勝てるかと言えば、勝てる可能性はかなり上がりましたが、まだリスクが大きいところがあります。
それは株価は毎日変動しているので、株価が高いところで買ってしまった場合、長期的に見てリターンが減ってしまうという問題があります。
そこで積立投資です。株価が上がった時も下がった時も一定の額を毎月もしくは毎日買っていくという投資方法です。
この方法はドルコスト平均法と呼ばれています。同じ期間で同じ値動きの株を単元の数を決めて買った場合と金額を固定して単元の数を変化させて買った場合では、値動きの変化によって、ドルコスト平均法で買った方が、より多くの単元数の株を買うことができるという点が優れています。
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