§ご挨拶
こんにちは!アオポンです。
今日は憑依(統合失調症)の原因と治し方についてシルバーバーチが語っていることを紹介するとともに、自分なりにまとめてみました。
統合失調症の方に参考になれば幸いです。
前にも似た記事を書いたことがありますが、私自身前よりも理解が深まったと思いますので、再び記事(バージョンアップ版)にします。
§憑依の原因
シルバーバーチは次のように述べています。
――邪悪な地上人生を送った者が、死後にもまったく良心の呵責を感じないということはあるのでしょうか。
よくあります。
何百年、時には何千年もの間、良心呵責を感じないままいることがあります。
――そうした霊が地上の人間に取り憑くということがありますか。
もし、両者の間に親和性(因縁)があれば、それは起こります。
憑依現象というと一方的に霊の側に責任があると考えがちですが、実際は地上の人間に原因があることを知らないといけません。
憑依されるような条件を用意しているのは人間の方なのです。
調和のとれた生活、正しい心がけと奉仕の精神にあふれた生活、我を張らず、欲張らず、独りよがりにならない生活を心がけていれば、憑依現象は絶対に起きません。
(シルバーバーチの教え 23章より)
§憑依を治すには
憑依を治すにには、上でシルバーバーチが述べているように、「調和のとれた生活」「正しい心がけと奉仕の精神にあふれた生活」「我を張らず、欲張らず、独りよがりにならない生活」を送ることが大切であると思います。
さらに詳しい治し方について以下に書いていきます。
§憑依とは
その前にここで憑依について説明します。
この世界は「地上界」、(「幽界」、)「霊界」からなっています。「幽界」とは「霊界」の下層のことです。「幽界」のさらに下層には地縛霊がいる界があります。
「霊界」の下の界から上の階まではグラデーションのように界が分かれていて、霊性のレベルに応じて霊の住む世界が分かれています。
統合失調症(憑依)を起こす霊は「幽界」の下層にいる霊がほとんどだと思います。
「幽界」の下層の霊が考えていることと同じようなことを考えていると憑依されてしまうのです。同じようなこととは利己的なことであったり邪悪なことであったりします。
なぜなら、正しい心がけと奉仕の精神にあふれた生活をしていれば憑依は起こらないからです。
利他的な思いや思いやりの心に満ちた人は高級な霊界の霊とつながり、インスピレーションを得られます。どちらも同じ原理なのです。
シルバーバーチは次のように述べています。
つまり高級な支配はインスピレーションの形を取り、それが低級になると憑依という形を取ることになります。親和力の原理においては両者は同じです。硬貨の表と裏のようなものです(古代霊シルバーバーチ最後の啓示 六章より)
ただし、憑依が統合失調症として現れるのは、霊媒能力を持った人になると思います。
§霊媒能力とは
霊媒能力とは霊の声が聞こえたり、霊が見えたりする能力です。
それらの能力を持った人が正しい心がけをできずに、利己的な思いを持ち続けてしまったときに、統合失調症となるのです。
霊媒能力は神聖なものです。
シルバーバーチは次のように述べています。
霊媒能力が大切なのは、地上でもっとも大きな貢献の手段となりうる能力を授かった人間がそこにいるということを意味するからです。
それは大へんな責任を伴う仕事であり、その人は神聖な信託を受けているのです。
と言うよりは、そう自覚すべきなのです
(シルバーバーチの霊訓(九) 九章より)
霊媒能力を持った人は霊の世界の思いを地上世界に届けることが出来ます。
そういう意味で、大切な能力を授かっているといえると思います。
なので、より高い世界のインスピレーションを得られるように霊性を高める必要があると思います。
§霊性を高めるには
霊性を高めるには日々、思いやり、協調性、寛容さ、慈悲、親切などの心を大きくするように生きることが大切だと思います。
これらの愛の心を強めることで、高級霊とのつながりが強化されていくことになると思います。それは同時に低級霊とのつながりが切れていくことも意味します。
また、上記のような霊の心を強めると同時に肉体のことも大切にしないといけません。
物心両面のバランスをとるということです。
霊も肉体もともに大切にすることが肉体を携えた霊である私たち人間にとって必要なことです。
ただし、たとえば肉体の欲求を満たすために食事をするにしても、個々人の判断に任されるところですが、私は動物を食べないほうがいいと思います。
シルバーバーチの霊訓には次のような話が書かれています。
ポール「人間はなぜ動物を殺すのか分かりません。」
「それは、動物を殺すのは悪いことだということが、まだ分からないからです。」
ルース「殺して食べるために動物を飼っている人もいます。」
「あなた方は、動物を食べないような生活をしてください。」
ポール「動物を殺して食べるのは残酷です。」
「どんな生き物でも殺すことは間違いです。決して殺してはいけません。」
(シルバーバーチの教え 22章 シルバーバーチ、子供と語る より)
統合失調症を治すうえでもこの考え方は大切になってくると思います。
また、肉体の必要性を満たすとしても、地上のよろこびに比重を置いてもいけません。
シルバーバーチは次のように述べています。
地上の束の間の喜びを永遠なる霊的なものと混同してはなりません。
地上のよろこびは安ピカであり気まぐれです。
あなた方は地上の感覚で物事を考え、私どもは霊の目で見ます。
摂理を曲げてまで人間のよろこびそうなことを説くのは私にはとてもできません。(シルバーバーチの霊訓(四) 一章より)
ほかに霊性を高めるには「シルバーバーチの霊訓」を読むのがベストだと思います。
「シルバーバーチの霊訓」には現代を生きる私たちが霊性を高めるために必要なことが多岐にわたり書かれています。
ここには書ききれないほどたくさんの霊性を高め正しい心がけをするための言葉が書かれています。
§ヒーリングを受ける
正しい心がけをできるようになったら、スピリット・ヒーリングを受けることも場合に応じて必要になってくると思います。
シルバーバーチは次のように述べています。
純粋の霊的治療は大霊から発する霊力の伝導によって行われます。
大霊が始源です。
発電所です。
水源池です。
貯蔵庫です。
それをスピリチュアル・ヒーリングというのです。
(シルバーバーチの霊訓(十一) 三章より)
時期が来た人にはスピリット・ヒーリング(スピリチュアル・ヒーリングの一つ)との出会いが訪れます。その出会いを与えてくれた神に感謝してヒーリングを受けると良いでしょう。
また、ほかにも太陽の光にもヒーリングのエネルギーはあります。
シルバーバーチは次のように述べています。
言うまでもないことですが、太陽光線にもヒーリングパワーが含まれていますから、それを適当に浴びることで、身体が爽快になるはずです(古代霊シルバーバーチ最後の啓示 三章より)
§薬について
統合失調症の治療薬については、急性期には必要と思われますが、正しい心がけが出来るようになれば、少しずつ減らしていってよいように思います。
準備ができたと感じた方は、医師と相談の上行ってみてください。
シルバーバーチは薬については次のように述べています。
さらに、それ以前の問題として、私は、たとえ健康のためであっても薬剤を使用するのは間違いであると考えます(古代霊シルバーバーチ新たなる啓示 六章より)
シルバーバーチは薬剤を使用することについては否定的ですが、薬を止めたら(低級霊の)幻聴が出るような状況では、薬の使用をやめるべきではないと思います。
もちろん、日ごろから正しい生き方をしていれば薬は必要なくなるのでしょうが、すべての人が急に薬を止められるかというとそうではないと思います。
自らの霊性を高め、ヒーリングを受ければ、徐々に自然と薬の量を減らすことが出来ると思います。
急に減らすと薬の減った反動で一気に霊媒能力が発現してしまい、急に暗闇から太陽光を浴びた目が目を傷めるように、睡眠などの精神活動によくない影響が出るかもしれないので、場合によるとも思いますが、基本的に薬は徐々に減らすほうがいいと思います。
§他人のために祈る・行動する
もう一つ、今日実践していて思ったのは、自分の病気が良くなることばかり考えるのではなく、他人の喜びや幸せのために祈る・行動することも大切だと思いました。
自分よりも幸せでない人のために祈る・行動する。
利己心からではなく、純粋に相手のためを思って祈る・行動する。
そうすることで相手も幸せになり自分も幸せになる。
病であろうとなかろうと大切なことだと思います。
祈りについてシルバーバーチは次のように述べています。
祈りとは本来、自分の波長を普段以上に高めるための霊的な行為です。
波長を高め、人のために役立ちたいと祈る行為はそれなりの効果を生み出します。(シルバーバーチの霊訓(六) 二章より)
その方が祈りたくないと思われるのなら、別に祈る必要はないのです。
私は無理にも祈れとは誰にも申しておりません。祈る気になれないものを無理して祈っても、それは意味のない言葉の羅列に過ぎないものを機械的に反復するだけですから、むしろ祈らない方がいいのです。
祈りには目的があります。
魂の開発を促進するという霊的な目的です。
ただし、だからといって祈りが人間的努力の代用、もしくは俗世からの逃避の手段となるかに解釈してもらっては困ります。
祈りは魂の憧憬を高め、決意をより強固にするための刺戟──これから訪れるさまざまな闘いに打ち克つために守りを固める手段です。
何に向かって祈るか、いかに祈るかは、本人の魂の成長度と全生命の背後の力についての理解の仕方にかかわってくる問題です。
言い変えれば、祈りとは神性の一かけらである自分がその始源とのいっそう緊密なつながりを求めるための手段です。
その全生命の背後の力との関係に目覚めたとき、その時こそ真の自我を見出したことになります
(シルバーバーチの霊訓(七) 十一章より)
いつどこにいてもサービスを心掛けることです。
同情のひとこと、健康または回復を祈ってあげる言葉、何でもよろしい、どんなにささやかなことでもよろしい、縁のできた人に慈しみの行為を施してあげなさい。
あなたとの出会いが啓発を促すことになれば、そういう機会を与えてくださったことを喜びなさい。
(古代霊シルバーバーチ最後の啓示 五章より)
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