§ご挨拶
みなさん、こんにちは。アオポンです。
今日は霊的成長を得るにはどうすればいいのかということとこの世で生きる意義について書きます。
§霊的成長をするにはどうすればいいか
シルバーバーチは次のように語ります。
地上の価値判断の基準は私どもの世界とは異なります。地上では”物”を有難がり大切にしますが、こちらでは全く価値を認めません。人間が必死に求めようとする地位や財産や権威や権力にも重要性を認めません。そんなものは死とともに消えてなくなるのです。が、他人のために施した善意は決して消えません。なぜなら善意を施す行為に携わることによって霊的成長が得られるからです。博愛と情愛と献身から生まれた行為はその人の性格を増強し魂に消えることのない印象を刻み込んでいきます。(シルバーバーチの霊訓 (一) p.117)
霊的成長を得るには、人の役に立つことをすることが大切であるということをシルバーバーチは述べています。
人の役に立つことこそが人生で最大の喜びであるということです。
悲しんでいる人、絶望している人、無用の苦しみにあえいでいる人、このような人々を助けることで、神の霊的なエネルギーが自分を通して流れ、霊的成長が得られるのだと思います。
霊的成長とは、自分に何かを付け足すことではなくて、自分の持っている愛や知識や物を困っている人に分け与えることで、達成されるのです。
また、別のところでシルバーバーチは宗教とは人の役に立つことであると述べています。
何度も何度も、人の役に立つことの大切さを語りかけています。
人の役に立つことがそれだけ大切なことなんだなということが分かります。
日々、出会う人に親切にすること、奉仕の気持ちで働くこと、貧しい人に寄付をすることなど、人の役に立つ方法はいくらでもあると思います。
そうした行為の一つ一つが魂に刻まれ、霊的に成長するのだと思いました。
§この世で生きる意義はあの世での永遠の生活の準備
なぜ霊的成長が大切なのかというと、私たちは本来霊的な存在であり、霊的な存在である私たちが一時的に物質の体をまとっているのが、この現世であるからです。
この世での生活が終われば、物質の体を脱ぎ捨て、また霊的な存在としてあの世で暮らし始めます。
この世で生きる意義はあの世での永遠の生活の準備をするということにあります。
その準備のために霊的成長が必要となるのです。
この世でなした霊的成長の度合いに応じて、あの世で行くことのできる霊界のランク分けがされるのです。
あの世はこの世と違い、同じ霊格の人同士で暮らす世界です。
この世は様々な霊格の人が同じ場所で生活をしていますが、あの世では同じ霊格の人同士で生活をします。
その生活をどこで営むかを決めるのがこの世の生活の結果次第なのです。
この世で人のために尽くした人生を送れば、あの世でより高い境涯で生活できます。
もちろん、あの世でも人は成長できるので、あの世でも一生固定した境涯に生きるわけではありません。
しかし、この世でなしたことの結果をあの世で受け取ることは確かなようです。
また、この世でなすべきことを果たせなかった場合は、あの世に行った後にもう一度この世に生まれる必要があります。それを輪廻転生というのです。
物質界よりも霊界のほうが素晴らしい世界であるとシルバーバーチは述べています。
その素晴らしい世界で永遠に生きる資格を得るためには、この世でなすべきことをすべて果たし終えなければならないのです。
そのためには、何度も述べているように人の役に立つことが必要になるのだと思います。
もちろん、カルマの清算なども必要になると思いますが、それを果たしたうえでも人の役に立つことは必要となるでしょう。
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