§ご挨拶
こんにちは!アオポンです。
今日はシルバーバーチの霊訓から寛容であることの大切さについて書きます。
§寛容であることの大切さ
シルバーバーチは次のように述べています。
寛容的でなければならない理由がそこにあるのです。自分が一般の人より先を歩んでいることを自覚されるなら、なおのこと寛容的であらねばならない責任があります。(シルバーバーチの霊訓(一)七章より)
私たちの説く福音は互助と協調と寛容と同情の精神です。お互いがお互いのために尽くし合う。持てる者が持たざる者、足らざる者に分け与える。真理を悟った者が暗闇にいる者を啓発するために真理という名の財産を譲る。そうあって欲しいのです。(シルバーバーチの霊訓(二)一章より)
四海同胞、協調、奉仕、寛容───こうした精神こそ人生の基本であり、これを基礎としない限り真の平和はあり得ません。持てる者が持たざる者に分け与えることによって互いに奉仕しあい、睦みあい、援助しあうこと───この単純な真理は繰り返し繰り返し強調しなければなりません。(シルバーバーチの霊訓(二)四章より)
しかし知識は使うためにあるのです。その知識のお陰で視野が広がらなくてはいけません。理解力が増さなくてはいけません。洞察力、同情心、寛容心、善意がいっそう大きくならなくてはいけません。せっかく知識を手にしながら、それをある限られた特別の機会のために取っておくことは許されません。(シルバーバーチの霊訓(三)二章より)
その霊的成長は思いやりの心、寛容の精神、同情心、愛、無私の行為、そして仕事を立派に仕上げる事を通して得られます。言いかえれば内部の神性が日常生活において発揮されて初めて成長するのです。(シルバーバーチの霊訓(四)一章より)
自分の役目を果たすのです。自分なりの最善を尽くすのです。縁あって近づく人の力になってあげることです。親切に、寛容に、そして慈悲の心をもって接するのです。機会さえあれば、どこででも人のために役立つことを心掛けることです。それが世の中に貢献するゆえんとなります。 (シルバーバーチの霊訓(十)十章より)
すなわち、親切・寛容・同情・奉仕の行為が自動的にそれ相応の結果をもたらして霊性を高め、反対に利己主義・罪悪・不寛容の精神は自動的に霊性を下げます。(シルバーバーチの霊訓(十二)七章より)
そして、知れば知るほど、まだまだ知らねばならないことが沢山あることを自覚します。そこで、ますます寛容的になっていくのです(霊的新時代の到来 1章)
§感想
シルバーバーチが述べるには自分がほかの人よりも先を歩んでいることを自覚するなら、ぜひとも寛容である必要があるそうです。確かにそうだなと思います。ほかの人が誤った考えをしていても、それを頭から否定するのではなく、やんわりと導くことがだいたにおいてよいやり方になることが多いと思います。
そもそも自分が間違っている可能性もあります。なので、自分の考えに絶対自信があることでも、人に言う時には、控えめにこうこうだと思うというように言った方がいいのではないかと思いました。ただし、時にははっきりといった方がいい時もあると思うので、その使い分けが難しいなとも思います。
自分と考えが違う人とも仲良くした方がいいという意味での寛容は大切だなと思います。そうじゃないといろいろな霊的レベルの人が同時に暮らすこの地上世界での生活が殺伐としたものになってしまうからです。
シルバーバーチも述べているように寛容な精神を発揮して、お互いがお互いのために尽くし合う、持てる者が持たざる者、足らざる者に分け与える、真理を悟った者が暗闇にいる者を啓発するために真理という名の財産を譲る、ということを意識して生き抜きたいと思いました。
今起きている複数の戦争も互いに寛容の精神を持てば起こらないはずだと思います。そういう意味でも寛容の精神を広める必要があると思いました。
追記:自分の意見を述べることについては、動機が肝心で、動機が正しければ言いたいことを言いたいように言っていいと学びました。